妻です。

　寒くなると家から出て行くのが、灯油。変わりに家に入って来るのが、植木。

　今風に、ガーデニング。×３０cm大以上の結構見栄えのするグリーン様方が、
　大挙していらっしゃいます。

　夫曰く、「植木屋かっ！！」とツッコミたくなるほどに、ずらっと並ぶので、
　それはそれで、いいかなー。　・・・ま、いいか。

　冬はこのようにお店に入れるので、下手な温室より環境が整っているし、
　道路に面してるので、日がよくあたる等、好条件もありましょうが。なにより。

　義母の力。あえてパワー。

　英語で植物を育てることに長けた人を「緑の指」とか、称すそうですが、
　まさに義母がそうですね。
　年を越しても枯れないし、花が付くし、元気がいい。素人ですよ。

　確かに、鉢の植え替えや、肥料をやったり、連日の水やり。
　素人ながらに越冬の棚を組んだりするんですから、努力も大変です。

　でもそれ以前に、何しても、何でも、枯らす人もいるわけですから、
　選ばれた人の与えられた、能力みたいな物があるんだなー・・・
　枯らす人の代表が、私です。

　私は早い段階で才能が無いことに気づき、植物系とは距離を置いたので、
　家の鉢物さんにも、危害は与えずに過ごしています。

　ただ、いささか距離が離れすぎ、名前すら知らない草花に囲まれて暮らす状態に。
　さつきとか木蓮は花が咲けば何とか・・・　山野草？枯れてるの？なにこれ？
　蔦？　そんなの見て楽しい？　才能とゆうより興味もないかも・・・

　ああ、「緑の」視線が冷たいわ・・・・